ガチホとは?ビットコイン、仮想通貨はガチホールドでガッチリ!

ガチホとは?
この記事の所要時間: 1014

 
ビットコインが暴落!ビットコインで億り人!

など、仮想通貨の話題やニュースを耳にすることが増えてきました。

ところが、話のなかで技術的な専門用語であったり、投資に関する用語が当たり前のように使われていて戸惑う事がありませんか?仮想通貨取引自体の歴史が浅いため、仮想通貨独特の用語も存在するので初心者には「?」の連続でしょう。

今回は、本サイトのコンテンツ「ガチホ5,000万実践記でも使っている独特用語。
「ガチホ」・「ガチホールド」について、詳しく説明してまいります。

またあわせて、投資取引での用語例や、「仮想通貨はガチホで儲かるのか?」といった疑問にもお答えしていきます。

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ガチホって?

まずは、「ガチホ」の説明です。これは「ガチホールド」の略称として使われています。

仮想通貨取引独特の用語でネット世界から生まれた仮想通貨なので、比較的若いセンスのネーミングが多い印象です。
「ホールド」は「Hold」。つまり「保有する」の意味。それに、「ガチ」=「真剣に」「真面目に(マジで)」といった意味の言葉が重なった造語です。

つまり、「ガチホールド」は「本気で保有し続ける」意味として仮想通貨取引で使われています。余談ですが、「ガチ」は相撲の「ガチンコ」、真剣勝負が語源でしたが、単に「ガチで」、「ガチに」と略されて使われるようになり、本気、マジといった意味に変化したそうです。

つまり、仮想通貨取引で「ガチホールド」、「ガチホ」と言えば短期で取引せず長期に渡って保有し続ける意味に使われています。

たった1日で数十倍も高騰する様な仮想通貨取引で、市場の高騰に惑わされず、長期間同じ仮想通貨を保有し続けることは目の前の売却利益を見逃し、みすみす儲けを無視しているように見えます。

それでも、ガチホールドして長期の利益を狙う投資家は絶えません。本当にガチホールドで仮想通貨は儲けられるのでしょうか?その辺りを実際の価格変動をもとに検証してみましょう。

ガチホで儲けるには?

ガチホで儲ける

では早速、仮想通貨取引はガチホで本当に儲かるのか?実際のBitcoinのチャートを元に検証してみましょう。

パーセンテージ表示は、前日比の変動幅で12月1日を仮に開始値としています。

12月1日  ¥1,108,819
12月2日  ¥1,252,170  12.93%
12月3日  ¥1,245,284  -0.55%
12月4日  ¥1,289,392  3.54%
12月5日  ¥1,316,626  2.11%
12月6日  ¥1,418,180  7.71%
12月7日  ¥1,720,344  21.31%
12月8日  ¥2,088,275  21.39%

上の変動を見ると、12月1日に1Bitcoinを購入し、翌日の12月2日に仮に売っていれば、12.93%上昇しているので、14万円余りの利益(儲け)が出ます。しかし、12月3日には小幅ですがマイナス方向に動き、この時点では利益は出ません。

さらに翌年(2018年)には、2018年 1月 ¥2,007,938に上昇しています。2017年12月1日から見ると、わずか一ヶ月で2倍近くに跳ね上がっています。

このように仮想通貨市場は動きが早く、その変動幅も読めないのが特徴です。短期間で利益を出そうとするなら、市場動向を一日中張り付くように注視し、市場に変動をもたらす世界情勢や他取引所での扱いなど様々な要素、情報を最新の状態でチェックしなければなりません。

これは神経戦ともいえる忍耐と集中力が必要とされる投資です。

仮想通貨取引において、ガチホ(ガチホールド)で儲けるなら、投資の主軸となる仮想通貨と保険としての銘柄のアルトコインを買って、短期間で売買せずにただひたすら眠らせておく(保有し続ける)ということです。


ガチホしたらどうなるのか?は、こちらの5,000万運用日記でご覧ください。
>仮想通貨 ガチホで5,000万運用実践記

仮想通貨相場のチャートを見ると、買い増ししたり損切したりしたくなるのが普通です。しかし、それでは神経を消耗します。そこで、チャートを見る事無く、気絶したような状態で保有し続ける事で中長期的に利益が出る可能性があります。

ちなみに、気絶したような状態で保有し続ける事を通称で『気絶法』と言います。この『気絶法』を使ったほうが、精神的に健全で大きな利益を得られる、「ガチホで儲ける」方法ではないでしょうか?
 
 
 

株取引とガチホ

仮想通貨市場はごく最近立ち上がった投資市場です。しかし、株取引は日本では明治時代から行われ、その前身である米の先物取引となるとさらに江戸時代にまで遡る歴史があります。

市場経済の観点から、仮想通貨取引は株取引から学ぶ点は多いでしょう。そこで、今回の話題、「ガチホールド」に関係する株取引の用語をご紹介します。

「塩漬け」
塩漬けとは、株取引において現在の株価が買い値よりも下がっていて、売ると損が出る状態であるために、やむを得ず長期保有していることを指します。特に株価が近い将来も上がりそうにない銘柄を持っている場合によく使われます。

この「塩漬け」は正に「ガチホールド」と同じ状態でしょう。短期の利益(損益)を無視して長期保有することで、将来の売却益を目指している状態です。

「見切り千両、損切り万両」株取引の格言です。

「見切り千両、損切り万両」とは、株価が下がったときの売却のタイミングは重要かつ難しいという意味です。千両の損で見切りをつけるか、一万両の損が出るかと言った言葉です。上昇の見込みもない株を保有することは投資運用の効率上よくないことです。資産運用の目的や期間に合わせて保有し続けるのか?売却するのか?その見極めが大切です。
 
 
 

ガチホのメリット

ガチホのメリット

ガチホールドのメリットについてご説明しましょう。
 
 
1.日々の動きに一喜一憂する必要がなくなる
仮想通貨取引において短期間で利益を上げるには、デイトレーダーのように、ほんの一瞬の動きでも見逃せないため、取引時間中はずっと取引市場を観察していなければなりません。

投資を本業とするのであればともかく、副業として仮想通貨取引を始めて、本業や生活の時間まで注意していなければならないので、本来自分がしなければならないことにさえ集中できなくなります。

株式投資であれば、投資は自分の余裕資産を他の企業活動などに託し、その企業が成長した果実を投資家がもらうというのが王道です。投資したお金を原資に投資先の企業が成長し、株価が上昇するというWin-Winの関係を築くことが投資の王道です。

こうした投資の王道ともいうべきスタイルはガチホールドで時間をかけない限り実現できないものです。

ガチホールドは仮想通貨市場の動きに一喜一憂することなく待ち続けることで、投資以外の物事に専念できるというのが大きなメリットです。
神経をすり減らす事なく投資できるコストパフォーマンスの高さがガチホールドのメリットです。
 
 
 
2.ガチホールドだからこそ安いときに買える
投資の基本は、安い時に買って高い時に売るということが原則です。これを実現するには仮想通貨が安値なうちに投資をして、値上がりするまでじっくり待つ、という姿勢が欠かせません。

一方で、短期的取引での利益なかり追いかけていると、値下がりしているうちに買うということは自殺行為にほかなりません。毎日下落している市場で買いを入れれば、損をするだけで終わってしまいます。
 
 
 
3.仮想通貨の分析力が生きてくる
仮想通貨取引は本来、仮想通貨が持つ本質的価値を評価して将来性があれば買うのが基本です。しかし、短期投資になれば様々な雑音(どうでもいいニュースなど)に取引市場が影響されるのは避けられません。

短期で利益を追いかけていると、雑音ばかりに反応して何が正しい判断なのか分からなくなってしまうこともあります。短期の値動きはともかく、長期的に見れば仮想通貨の将来性を反映した価格に落ち着くものです。

長期でどっしり構えていれば、将来性のある仮想通貨が上がってくることは株取引などの歴史が証明しています。
 
 
 

ガチホのデメリット

ガチホのデメリット

ガチホにはメリットがある一方で、2つのデメリットが存在します。
 
 
1.結果が出るまでに時間がかかる
買った仮想通貨の価格については人間だれしも気になり日々の値動きを追いかけてしまいがちになります。

ただ、買った仮想通貨がそれなりの利益を実現するまでには多くの上昇・下落を乗り越えて待つしかありません。数週間、極端に言えば数ヶ月にわたって持ち続けなければ、大きな上昇相場に巡り合うことができないかも知れません。

過去の仮想通貨の値動きを見ることのできるチャートで、できる限り長期間の値動きをみてみると、ガチホールドがいかに大きなリターンをもたらすか教えてくれるでしょう。それにもかかわらず、少しの上昇で利益確定売りを出してしまったりする仮想通貨投資家は後を絶ちません。

買った仮想通貨の価格が上がりきるまで持ち続けるということは、想像以上に忍耐力が必要です。利益を失うことの恐怖から逃れたいため、仮想通貨を手放してしまうのです。結果がでるまで待ち続ける鉄の意志が必要になります。
 
 
 
2.突発的事件の影響は避けられない
ガチホールドをしていると、必ずと言っていいほど急落の局面を経験します。

2010年にはBitcoinの脆弱性を突き1,840億BTCが偽造されました。翌2011年にはMt.Goxがハッキング被害を受け、Bitcoinやユーザー情報・パスワードが盗難され約1週間取引が停止されました。

この影響で、連鎖的に他の取引所からもBitcoinの盗難が発生し、Bitcoin価格が著しく下落しました。一方で2017年には、Bitcoinがドルベースでこれまでで史上最高価格の約1330ドルをつけました。

こうした突発的事件は予測不可能であるので、事実を受け入れるしかないのですが、仮想通貨取引相場という観点では変動が大きくなるのは避けられません。市場参加者が動揺すれば必要以上に仮想通貨取引相場が下落してしまうことになります。
 
 
 

最後に

仮想通貨でのガチホールド、通称ガチホについて、意味やメリット・デメリット、儲け方についてご紹介いたしました。

中長期的な投資と考えれば、やはりガチホ!なので、当サイトANGELも5,000万を投資し、実際に利益を出せているわけです。短期で取引数を重ね利益を出すか、悠然と構えて中長期で利益を出していくか。

短期となれば通貨チャートを見ながら売買をするため、当然それだけの時間が必要となります。自分が使える資金、時間をふまえた上で仮想通貨を利用していきましょう。


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