仮想通貨取引を始めるには、何よりもまずは取引所への利用登録。
当サイトでは3つの国内取引所への登録をおすすめしていますが、今回紹介するのはそのうちの1つ。
Zaif(ザイフ)です。
取引所ザイフの特徴と、取り扱い銘柄についてをくわしく解説していきます
Contents
Zaif(ザイフ)とは?
Zaif は日本国内で初めて、「日本円と仮想/暗号通貨のトレード」と「仮想/暗号通貨同士のトレード」の両方を取り扱った取引所となりました。2015年3月の事です。
仮想通貨の現物・レバレッジ取引、積立型のコイン購入やハードウェアウォレットの販売、トークンエコノミーと言った先進的な試みやエンターテイメント性のある企画を行うなど、仮想通貨取引のすそ野を広げ、ユーザーを飽きさせない企画を打ち出している取引所です。
WebCMにキングオブコント2017で優勝したお笑いコンビを起用するなど、積極的に顧客獲得にも乗り出しています。
Zaifがオープンしたのは2015年3月4日。運営は日本のテックビューロ株式会社が行っています。元々はBitcoinウォレットサービスとして2014年7月に登場し、Etwingsという取引所を買収してリブランドされたのがZaifの始まりです。
取り扱っている仮想通貨の種類は2018年1月時点で以下の5種類です。
【】内は通貨記号
・ビットコイン(Bitcoin) 【BTC】
・ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)【BCH】
・イーサリアム(Ethereum)【ETH】
・ネム(NEM)【XEM】
・モナコイン(Monacoin)【MON】
Zaifでは、その5種類の仮想通貨同士でBTC/JPY、NEM/JPY、NEM/BTC、MONA/JPY、MONA/BTCなどのトレード取引が出来ます。トレード取引チャートには市場分析のための様々なツールが用意され、ユーザーインターフェースが充実しています。
具体的には、トレンドラインやフィボナッチなどの描画ツールをはじめ、テキストやマークなどを設置したり、チャート画面をキャプチャしてTwitterなどで共有したりすること可能です。
ここまでユーザビリティーを優先するZaifの最大の特徴は、他の取引所と比較して手数料が安いという点です。
ビットコインとモナコインの現物取引にかかる手数料は、なんとマイナス0.01%。
つまり、ビットコインとモナコインを売買すると手数料を払うどころかボーナスがもらえる事になります。100万円分のビットコインなら、0.01%で100円のボーナスです。
なぜ、Zaifがここまでユーザーフレンドリーな企画運営をしているのか?
それは、運営会社のテックビューロ株式会社の経営方針に理由があります。
弊社テックビューロ株式会社は、当初より数年間は利益なしにビットコインのインフラ整備に尽力するというビジネスプランが前提で、それに対する理解の元、著名ベンチャーキャピタルであるNTVPより多額の資金調達をしております。
引用:Zaif公式HP
つまり、「まずは利益よりも仮想通貨市場のインフラ整備に尽力したい」という意欲を著しています。マイナス手数料はZaifが2015年に運営開始してから続く施策ですが、キャンペーンの一環と考えれば、マイナス手数料が永久に続くとは限りません。
今後、サーバー整備などインフラへの一層の投資が必要になれば、他の取引所同様に手数料をZaifに払う日が来るかもしれません。その時はZaifから事前にアナウンスがあるので、当面は安心してZaifでの取引が出来るでしょう。
取り扱い通貨・ビットコイン 【BTC】
Zaifでも他の国内での仮想通貨取引所同様にビットコインを取り扱っています。特徴的な点は、Zaifは取引所であって、販売所ではない、という点です。
取引所なのでZaifは売りたい値段と買いたい値段が一致した場合のみ売買取引が成立します。これにより、販売所より割安にビットコインを購入する事が出来るのです。先述のマイナス手数料と相まって、より安価でビットコインを購入するならZaifと言えるでしょう。
Zaifのビットコイン取引高は日本国内4位となっていますが、ビットコインでの積み立てという投資方法が可能です。例えば、ビットコインを毎月1,000円から積み立てをすることができます。
今後も2017年のようにビットコインの相場が伸びれば、ビットコイン積み立ては銀行貯金よりも高い金利を得ることが可能になります。一日に何度も取引をしない、あるいは仮想通貨取引初心者の方には簡単に資産運用が出来る方法ではないでしょうか。
Zaif取り扱い通貨・イーサリアム 【ETH】
2017 年 6 月時点で仮想通貨全体の時価総額は約 10 兆円とも言われています。その中で、イーサリアムの時価総額は約 2 兆 3,500 億円、ビットコインが約 4 兆 4,000 億円ですから、イーサリアムはビットコインに次いで時価総額が大きい仮想通貨となっています。
イーサリアムとビットコインが仮想通貨全体の時価総額の約 67.5% を占めている現状は、イーサリアムに投資家たちが大きな期待感を寄せている表れと言えます。先述の通り、Zaifは仮想通貨の取引所なので、イーサリアムを始めとしたアルトコインも割安感のある価格で入手出来ます。
イーサリアムはビットコインとは違って、「スマートコントラクト」という概念があります。これにより仮想通貨同士の取引データだけでなく契約情報まで付与することができます。
この概念により第三者による確認を必要としないで、当事者間同士だけ契約を自動執行することができます。そのためビットコインと比較して決済にかかる時間の短縮に成功しました。こうした付加技術が評価され、イーサリアムは今後もアルトコインの立場からビットコインに追いつくような値動きを見せるものと思われます。
Zaif取り扱い通貨・ネム 【XEM】
ネム(XEM)は2015年3月に公開された仮想通貨です。
元々はNew Economy Movement(新しい経済運動)の頭文字を取ったものです。金銭的な自由、分散化、平等、連帯感の原則に基づき、新しい経済圏の創出を目標として始められた仮想通貨のプロジェクトなのです。
現在はNew Economy Movementの略称ではなく、NEMという固有名詞として仮想通貨に定義されています。
ネムの最大の特徴は、ビットコインのマイニングに当たる行為がなく新規発行はありません。ネットワーク貢献(取引承認作業)者への報酬はハーベスティング(収穫の意味)という形で分配されています。
ハーベスティングとは、取引手数料と考えて下さい。ネムを利用(取引)する人は、取引が正当だと承認してもらうために手数料を払って取引を行います。取引の承認10000XEM以上持っている人なら誰でも行うことができます。取引を承認し、払われた手数料を受け取るこの作業をネムでは「ハーベスティング(収穫)」と呼んでいます。
ネムではこの承認作業が約1分に1回行われていて、その1分間に取引がなければ手数料が払われていないためハーベスティング(収穫)しても報酬を受け取ることはできません。
誰が収穫するか は、ネムのシステムに定められたInportance(重要性)を元に、ランダムに決められているようです。
このImportanceが高いほど、報酬を受け取る確率の分子が大きくなることを意味し、収穫できる確率が高まります。このImportanceは、XEM保有量を元に、取引数、取引量、取引相手などを考慮し複雑な計算式を用いて決定されています。
つまり、ネムはビットコインのように事業としてマイニング(新規発行)が出来ない仕組みになっており、これが金銭的な自由、分散化、平等、連帯感の原則に基づくネムの思想でもあります。
Zaif取り扱い通貨・モナコイン 【MONA】
Zaifは国産の仮想通貨、モナコインも取り扱っています。
モナコインについて、ホリエモンこと堀江貴文氏は、「2017年中に値が上がるだろう」と発言していました。その発言通り、モナコインは2017年の年初から年末までの伸び率が660倍にまではね上がりました。その後、モナコインの価値は急展開を見せています。
モナコインの特徴は、他の仮想通貨が、投資目的でしか売買されていない事に対し、既に実社会の色々なサービスで”通貨”として使われている事です。例えば、秋葉原のPCショップ「ark(アーク)」や、メイドカフェ「プリモプリマ」でモナコインを使った支払いが可能です。
Webでもデジタルコンテンツが売買できるマーケットサイトにおいて、モナコインを使ってコンテンツが購入出来ます。これは、ビットコインに比べて送金がかなり早く、手数料も安いという特徴に理由があります。
送金のスピードが速いため、実社会での決済にも対応し、ゲーム内通貨のような存在としてWebコミュニティを中心に利用されてきた実績もあるのです。
現在、モナコインの国内での取り扱いはビットフライヤー、ビットバンクとZaifの3つに限られています。今後、他の取引所への新規上場以外に、モナコイン関連の新たなサービス(サイト)の展開や実社会での利用が増えれば、モナコインの市場での価値は上がるでしょう。
Zaif取り扱い通貨・ビットコインキャッシュ 【BCH】
ビットコインキャッシュは2017年8月にビットコインから分裂して誕生した仮想通貨です。
分裂の原因は、開発チーム内の見解の相違にありました。当時、ビットコインは取引ユーザーの増加に伴い、ビットコインでの取引・決済が遅くなるなどのネットワーク障害を引き起こしていました。
障害の原因はビットコインの取引を記録するブロックがすぐに一杯になり、取引がネットワーク上で承認されるまでに時間がかかり過ぎることにありました。ネットワーク障害を解消するために提案されたのがブロックサイズを引き上げる方法と、取引データを縮小化させる方法でした。
ビットコインキャッシュは一定の人たちの支持を得てビットコインから分裂し、ブロックサイズを8MBに引き上げ、決済スピードの向上に成功しました。
ビットコインキャッシュは一時高騰していましたが、その理由はアメリカ最大の仮想通貨取引所CoinbaseとGDAXでビットコインキャッシュの取り扱いが報じられたからです。
ビットコイン・イーサリアム・ライトコインの3種類のみ売買できなかった状況から、新たにビットコインキャッシュが新規上場する事で市場が沸き立ったのです。単にアメリカの法律上の制限が緩和されたにとどまらない値動きでした。
市場での値動きとは別次元でビットコインキャッシュにはビットコインにはなかった技術も取り入れられ、決済手段として実用化はビットコインより優れている、とする人もいます。こうした技術的優位性もあって、ビットコインキャッシュの価格変動に今後も目が離せません。
最後に
仮想通貨取引所・Zaifの特徴と取り扱っている仮想通貨をご紹介しました。
マイナス手数料という他の取引所にはない長所を持つZaif。コインチェック、ビットフライヤーと同様に、仮想通貨取引を始めるなら、ここへの利用登録は必須と言えますね。
現在は新規の利用申し込みが殺到していて、
利用を開始できるまで少しお時間がかかっているようです。
登録はとってもカンタンで5〜10分ほどで完了するので
早めに登録だけでもしておきましょう。
登録の手順はこちらの動画がわかりやすく説明しています。
お得で独特な企画やキャンペーンを行うZaifは、
いつもチェックするようにしておきましょう。
他の取引所と一線を画する戦略は、
今後は取引高を伸ばし、国内での取引シェア拡大の可能性を秘めています。
>仮想通貨とは一体なに?初心者でもわかりやすく解説します!
>仮想通貨 ガチホで5,000万運用実践記
ビットフライヤー bitflyer | |
---|---|
ビットフライヤー bitflyer 取引量、ユーザー数ともに日本No1の取引所。 【取扱銘柄】 ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)など6銘 |
ザイフ Zaif | |
---|---|
ザイフ Zaif キャンペーンや企画で手数料が安くなったりと注目の取引所。 【取扱銘柄】 ビットコイン(BTC)、ネム(XEM)、モナーコイン(MONA)など5銘柄とトークン |
バイナンス binance | |
---|---|
バイナンス binance 80種類以上のアルトコインを取扱。世界TOPクラスの取引所。 【取扱銘柄】 ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、トロン(TRX)、トリガース(TRIG)他多数 |