仮想通貨取引所・バイナンス(Binance)が話題になっています。
2017年7月に登場した新しい取引所ですが、12月には取引高世界1位になり、世界最大の取引所となった急成長著しい取引所です。
急成長が仮想通貨投資家の注目を集め、登録者が急激に増加。2018年に入り新規登録の受付を一時的に止めるほどの人気ぶり。現在は新登録を再開したり、停止したりと不定期解放をしています。
バイナンスは中国発の取引所ですが、取り扱いコインの豊富さだけでなく、2017年9月から日本語対応をしていることもあり、これから仮想通貨取引を始める初心者にも扱いやすい取引所です。
今回は注目の取引所バイナンス(Binance)について、その特徴を詳しく解説していきます。まだ登録していない方は、とりあえず登録だけはしておきましょう!日本の取引所ではないようなリターンのチャンスがあります。
Contents
バイナンス 3つの特徴
バイナンスが急成長を遂げた理由は、その特徴にあります。
バイナンスの仮想通貨取引所としての特徴一つ目は、まず何といっても「取り扱い銘柄が豊富」な事です。100種類以上の仮想通貨を取り扱い、今もその種類は増えています。
取り扱いの種類が豊富だと、今後高騰する可能性のある仮想通貨を見つける可能性も高くなります。
そして、バイナンスの特徴、二つ目は「取引手数料が安い」事です。
すべての仮想通貨の取引手数料が0.1%。ビットコイン(Bitcoin)に限ればバイナンスと同等、またはバイナンスより安い手数料の取引所は国内でも見つけることができますが、大きな特徴は、「アルトコイン」と呼ばれる他の仮想通貨も一律0.1%だということです。
しかも、バイナンス内の独自トークンBNBを使えば、通常0.1%の手数料が半額の0.05%になるのも特徴的です(口座登録後一定期間の限定キャンペーン)。
ちなみに、Bittrexが0.25%なので、独自トークンBNBを使えば実質5分の1になります。BNBは、BTCとETHのペアでトレードできます。
バイナンスの特徴、三つ目は「上場銘柄をコミュニティーの投票で決める」事です。
バイナンスに上場する銘柄を取引所内のコミュニティーでの投票で決めることで開かれた運営という印象があります。これは、非常に先進的な取り組みをする取引所である言えます。
新規上場を決める投票を募集する時は、メディアにてアナウンスされるようです。上場して欲しい銘柄がある場合は、投票に参加してみてはいかがでしょう。上場されれば、価格上昇によって投資の利益を受けられるかも知れません。
バイナンスの取り扱い仮想通貨銘柄
バイナンスでは、100種類以上の仮想通貨を取り扱い、その種類は間違いなく今後も増えていくでしょう。ビットコインはもちろん、主な仮想通貨はもれなく取り扱い、これから大きく伸びる可能性を秘めた仮想通貨もあります。
短期間で数十倍、数百倍に高騰する可能性があり、国内の大手取引所にはない多数のアルトコインの取り扱い。それがバイナンスが注目され人気を集めた大きな要因でしょう。100種類以上ある通貨全てを紹介はできないので、取扱い銘柄からいくつかを紹介していきます。
取り扱い通貨・ビットコインダイヤモンド【BCD】
ビットコインダイヤモンド (通貨記号: BCD)は、2017年11月24日にビットコインから分裂した仮想通貨です。ビットコインからの3番目の分裂でありながら大きく注目されることがあまりありませんでした。
しかし、2018年1月以降、24時間の暴騰率が300%を大きく超えるなど、目ざましい急騰を見せています。ビットコインダイヤモンドの特徴は、ビットコインの問題点を解決するために開発された仮想通貨であるということです。
ビットコインでは、ブロックの容量が1MBに設計されていましたが、ビットコインダイヤモンドではこの8倍の8MBの容量に改良されました。これにより、処理速度が速くなり、ビットコインの約5倍のスピードで取引処理が可能と言われています。
また、ビットコインダイヤモンドの総発行量がビットコインの2100万枚のおよそ10倍の2億1千万枚となっている事も特徴的で仮想通貨投資家の注目を集めています。ビットコインの10倍という総発行量だけに着目すれば、大きな可能性を秘めた仮想通貨と言えるかも知れません。
取り扱い通貨・ネオ【NEO】
ネオは当初、AntShare(アントシェア/通貨単位ANS)という仮想通貨でしたが、2017年に名称をNEOに変更しています。
ネオ(NEO)のICOは2015年で、取引所に公開されたのは2016年10月26日と、アルトコインの中でも新興通貨となります。ネオの発行枚数は1億NEOと決められており、ICOではその半数が発行されました。
ネオの特徴を一言で表すなら、中国版イーサリアムと言えます。そして、中国にとっては、初のパブリックブロックチェーンとなります。パブリックブロックチェーンとは、ビットコイン同様に、不特定多数のマイナーやノードによって高速に認証作業が行われるシステムです。
社会主義国で中央集権国家である中国からネオのような、非中央集権的志向の仮想通貨が生まれた事自体、かなり注目すべきことです。
ネオは上場当時、価格が低迷・横ばいでしたが、その後急成長をみせます。一時は時価総額5位にまでランキングが上昇、2018年1月時点でも6位と高い順位をキープしています。
ただし、ネオ【NEO】の将来性については、意見が分かれるところでもあります。今後はさらに急騰をすると言う意見もあれば、中国当局からの規制を受けて価格が暴落する、と言う意見も聞かれます。しばらくはネオの動きから目が離せません。
取り扱い通貨・ヨーヨー【YOYOW】
ヨーヨー(通貨記号:YOYO)は2017年10月に公開され、2017年11月にバイナンスに上場をした比較的新しいアルトコインと言えます。
YOYOWとは「You Own Your Own Words(自分自身の言葉を所有する)」の略称であり、ブロックチェーンベースのネットワークです。ネオ同様に中国産のブロックチェーン技術プロジェクトから派生した仮想通貨です。
このネットワーク技術プロジェクトの特徴は、コンテンツ制作への参加・貢献度を定量化して透明性の高い方式で報酬を与えることです。ヨーヨーのプロジェクトは、コンテンツ・エコシステムのコンテンツ制作者・コンテンツ投資家・キュレーター・消費者のコミュニティーで成り立ち、適切な報酬を提供する、としています。
世界中から誰でもヨーヨーのプロジェクトに参加して、その報酬を受け取る仕組みが構成されつつあります。しかし、発展途中という事で仮想通貨投資家も疑心暗鬼な面は否めません。
2018年初頭時点でヨーヨーの時価総額は66億円と、伸びしろのある仮想通貨と言えます。
今後のヨーヨーの成長分野は、コンテンツ報酬サービスとしてあらゆるコンテンツ・プラットフォームにヨーヨーを浸透させていく事で広がります。例えば、
・SNS(ソーシャルメディア)プラットフォーム
・ブログ、事典やフォーラムのプラットフォーム
・Q&A系プラットフォーム
・広告収入中心のWebサイト
・ビデオ/ライブのブロードキャスト配信プラットフォーム
・コンテンツ集約型プラットフォーム (まとめ系サイト)
・承認と著作権保護サービス
Googleなど既存の検索サービスやFacebookなどのSNSと競合しながらヨーヨー独自のサービスが拡大すれば、それに伴って仮想通貨「ヨーヨー」の価格も上がるかも知れません。中国市場での動きに注目が必要です。
最後に
中国発の仮想通貨取引所・バイナンスをご紹介しました。取扱銘柄の多さ、またそのなかに高騰する銘柄が眠っている可能性から、注目の取引所となっています。
「高騰すれば儲けもん」という感覚で少額を投資してみるのも面白いでしょう。
取引画面が日本語対応をしていることで使いやすさの面ではプラス要素ですが、まだ、アプリには日本語対応がなく(2018年1月現在)、アプリが日本対応の改善がされればさらに取引高が上がる可能性もあります。
新規の登録制限がかかっていることもあり、始めたい時にすぐに始められない事がありえます。コインチェック、ビットフライヤー、Zaifの国内取引所にプラスして、バイナンスもできる時に登録しておく事がオススメです。
登録はとってもカンタンで5〜10分ほどで完了するので
早めに登録だけでもしておきましょう。
登録の手順はこちらの動画がわかりやすく説明しています。
バイナンスは取り扱い銘柄が豊富で取引手数料が安い、初心者でも始めやすい取引所と言えるでしょう。
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